こんにちは!ぽきです。
今日は最近読んだ本から、この一冊をオススメしたいと思います。
『会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ――500年の物語』
です。
とにかく読める、読めるゾォ!!
世界史が苦手なあなたでもスラスラ読めます。その理由は…
なぜかスラスラ読めてしまう本書。
私はいわゆる、『世界史未履修問題』が露呈した頃まさに高校生だった訳ですが、あの頃詰め込みで世界史でやったこともあり、世界史、の文字に一瞬ひるんでしまった訳ですが、
「会計ギライ」の方を悩ませる、数字および複雑な会計用語は一切出てきません。「世界史ギライ」の方をげんなりさせる、よく知らないカタカナの人や、細かい年号もほとんど出てきません。登場するのは偉人・有名人ばかり。冒険、成功、対立、陰謀、愛情、喜びと悲しみ、芸術、発明、起業と買収…波乱万丈、たくさんの「知られざる物語」が展開します。物語を読み進めると、簿記、財務会計、管理会計、ファイナンスについて、その仕組みが驚くほどよくわかります。-「BOOKデータベース」より引用
ふむふむ。
読み進めてみると、なんだか世界史の勉強というより、会計の歴史を中心として、様々な歴史的人物、その父や生まれた環境、時代背景…様々な人物にスポットを当てた物語のアラカルトを読んでいるような気分になります。
中盤以降は会計の歴史は鉄道史にあり!
といっても過言ではないレベルで鉄道の歴史が会計システムに与えた影響が続きます。
多分鉄道に興味がある方や鉄道会社にお勤めの方は読んでいて楽しいと思いますし、ぜひ読んでみたら良いかと思います。
内容についてはまた追加して書いていきたいと思いますが、とにかく名著です。
会計システムは全ての人に関係するシステムでありながら、自発的な学ぶ機会がなければ、なんとなく付き合っていくことになりますよね。なんだか難しいし。
何度も書いてますが、沢山の人々が登場して、その人生とともに会計というものがどう出来上がってきたのかを学ぶにはとても良い書となっていますので、ぜひ読んでみて下さい。